学生のみなさんが当研究室で研究をするには、次の方法があります。

  1. 総合研究大学院大学 分子科学コースの大学院生として研究する。
  2. 他大学に所属しながら、特別共同利用研究員として研究する。
  3. 数日から数ヶ月程度、インターンとして来所し研究する。

このページでは「1.総合研究大学院大学 分子科学コースの大学院生として研究する」 について解説していきます。

総研大

総合研究大学院大学(総研大)は、1988年に全国の基盤機関(国立研究所等)との連携・協力の下に「世界最高水準の国際的な大学院大学として、基礎学術分野において世界をリードする高度の研究的資質を持つ広い視野を備えた研究者を育成する」ことをミッションとして博士課程の教育研究を行うことを目的に設置されました。日本で最初の大学院大学です。分子科学研究所では、分子科学コースの大学院生の教育が行われています。また、他大学の大学院学生を特別共同利用研究員として受け入れ、他大学の大学院生が卓越した環境で研究活動を行う場としても重要な役割を果たしています。

5年一貫制という学び方

当研究室への進学を希望される方は、総研大の博士課程へ入学し、分子研で研究活動を行うことをメインに分子研の教授陣や他の研究機関の教員が開講する授業を受けることになります。5年一貫制であることにより、長期的な視点で研究に取り組むことができ、1年目から世界トップクラスの研究活動に参加できる卓越した環境が与えられています。(居室一覧はこちら

総研大の博士課程は5年一貫制ですが、他大学で修士を取得してから編入することも可能です。また、2年次に修士号を取得し他大学へ進学したり、企業に就職した先輩もいます。

5年一貫制博士課程の願書受付期間
※今年度の受付期間は終了しました。以下はスケジュールの目安としてご利用ください。

▲2024年4月入学(第1回)(夏入試)
▲願書受付: 2023年6月29日(木)~7月5日(水)
及び 2023年8月24日(木)~30日(水)
▲試験日:2023年9月25日(月)~26日(火)
▲合格発表:2023年10月中旬


▲2024年4月入学(第2回)(冬入試)
▲願書受付:2023年11月30日(木)~12月6日(水)
▲試験日:2024年1月29日(月)~30日(火)
▲合格発表:2024年2月下旬 
     入試概要・日程について詳細はこちら!

大学院の経済的支援制度

リサーチ・アシスタント制度(RA)

RA雇用予定(2024年度以降)https://www.ims.ac.jp/education/support.html

文部科学省が定めた制度で、大学院生が教員の研究補助者として雇用され、給与が支給されます。分子科学コースでは、全年次の大学院生をRA(リサーチアシスタント)として雇用しています。RA雇用実績は100%です!

SRA支援制度(SRA Support)

SRA支援制度の概要 https://www.ims.ac.jp/education/sra.html

RAは総研大生全員が受けられる制度ですが、分子研には分子科学コースの大学院生だけが受けられるSRAという制度があります。これは、分子科学コースの学生のうち特に優れた研究能力及び将来において研究者となる意欲を有する者をSRAとして採用し、特別時間給を支給するという特別な制度です。そしてこの度、2024年度より支給年額の増額が決定しました。

SRAの申請受付期間
※今年度の受付期間は終了しました。以下はスケジュールの目安としてご利用ください。

▲出願期間:
(第1回)2023年6月29日(木)~7月5日(水) 
(第2回)2023年11月30日(木)~12月6日(水)
▲選考日:
(第1回)2023年8月21日(月)~8月22日(火)
(第2回)2024年1月29日(月)~1月30日(火)
詳細をチェック

5年一貫制博士課程1~2年次学生向けSRA

  1. 採用人数:若干名 
  2. 対象者:博士課程(5年一貫制)入学試験を受験する者 1)
  3. 選考方法:入学者選抜試験の評価結果により判定する。
  4. 採用期間:入学した月またはその翌月から1年間以内とする。ただし、年度毎に審査の上、1年以内の延長が認められることがある。通算の採用期間の上限は入学した月から2年間とする。 2) 3)
  5. 支給額:200万円程度(年額)支給予定

1)ただし、国費外国人留学生またはそれに準ずる奨学金等受給者は対象外とする。

2)休学によりSRA支援制度の支給を停止した機関は、採用期間に含めない。

3)国費留学生等に準ずる奨学生に採択された時は、SRAを辞退することとなる。

博士後期課程学生向けSRA

  1. 採用人数:若干名 
  2. 申請資格:博士後期課程入学試験を受験する者 1)
  3. 選考方法:選考方法:書類選考および面接にて判定する。(詳細はこちら
  4. 採用期間:採用期間:1年以内とする。ただし、年度毎に審査の上、1年以内の延長が認められることがある。採用期間の上限は,入学した月から最短修業年限の3年間。 2) 3)
  5. 支給額:260万円程度(年額)支給予定

1)ただし,日本学術振興会特別研究員および国費外国人留学生またはそれに準ずる奨学金等受給者は申請できないこととする。

2)休学によりSRA支援制度の支給を停止した期間は,採用期間に含めない。

3)日本学術振興会特別研究員やSOKENDAI特別研究員(挑戦型),国費留学生またはこれに準ずる奨学生に採択された時は,SRAを辞退することとなる。

TOP