研究業績

先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-ドイツ共同研究「量子技術」領域の新課題として採択されました。

先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-ドイツ共同研究「量子技術」領域の新課題として採択されました。

 

 

【課題名】冷却原子型量子コンピュータ

【日本側研究代表者】

大森 賢治
自然科学研究機構 分子科学研究所
教授/研究主幹

【課題概要】

量子コンピューティング(QC)は、科学的および社会経済的に重要な量子技術として認識されている。QCのさまざまなプラットフォームの中で、近年、大規模化に向けた有力候補として、冷却原子型プラットフォームが台頭している。この手法では、数百個の原子を量子ビットレジストリとして機能させ、原子間の量子もつれを99パーセント以上の忠実度で生成することが可能である。本プロジェクトは、2国間の研究ネットワークの構築を通じて、冷却原子型QCの開発を加速することを目指す。日独の研究者間、および理論と実験のチーム間の相乗効果を利用する5つの目標を設定し、両国内で冷却原子型QCの研究開発をリードしている専門家によるチームを組織した。日独間の若手研究者の活発な交流をプロジェクトの核とし、ノウハウの普及、新技術の創出、および連帯した研究者の育成を目指す。

【ドイツ側研究代表者】

クリスチャン・グロス
チュービンゲン大学 物理学研究所
教授

【JST プレスリリース(令和7年2月26日)】

【ASPIRE Webサイト】

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